また、胃腸の働きは、自律神経によってコントロールされています。胃や腸が活発に働くのは、副交感神経が優位なときです。
ところが、ストレスを受けると交感神経が優位になるので、消化吸収に影響を及ぼし、胃のもたれやムカつき、
下痢や便秘などを引き起こしやすくなるのです。
交感神経優位の生活はそのほかにも、頭痛、不眠、うつ、免疫力低下など、
さまざまな不調を引き起こしたり悪化させたりする場合があります。
女性の場合は、PMS(月経前症候群)や更年期の不快な症状につながりやすくなります。
◆ストレス過多の生活には、副交感神経を活発にする時間が必要です
「リラックスするために副交感神経を優位にしましょう」とよくいわれますが、
本来、交感神経と副交感神経はバランスをとりながら働くもの。
副交感神経だけが優位になり続けている状態は望ましくありません。
ほどよい緊張や運動といった適度なストレスにより交感神経を活発にすることも必要です。
健康な心身を保つために避けたいのは、不快な刺激や悩みによるストレスです。
いつも時間に追われている、体を動かす機会が少ない、職場や家庭での悩みが多いなど、リラックスする時間が少なく、
心身の疲れやストレスがたまりがちです。
このような状況に当てはまる方は、交感神経が優位になっていると考えられるため、副交感神経を優位にする時間を意識的につくる必要があります。
◆交感神経と副交感神経のバランスを整えましょう!
自律神経は、交感神経だけが活発でも、副交感神経だけが活発でも、正常な状態とは言えません。バランスが保たれていることが重要です。
自律神経調整コースは、乱れた自律神経を整えることで、睡眠の質の改善をはかり、疲労を減少させることで、疼痛緩和を目指します。
もちろん、天気痛・頭痛・めまいなどの不定愁訴でお悩みの方に有効なコースです。
当サロンのグループ院に、自律神経コンディショニングルームがあるため、専門的な知識に基づいた、自律神経測定&自律神経調整を行っています。